うたごえ広場 8th
2017-3-23
バンビオ1番館3F リハーサルスタジオ2

春の息吹が感じられる抒情歌と今年の2月に亡くなられた作曲家、船村徹さんを
偲んだ選曲になりました。
「荒城の月」:知っているようで、よく知らなかった2番以降の歌詞が勉強になりました。
植うる剣(つるぎ)は、戦に敗れ、地面や外壁に刺さった刀を表していたり、人間の世界は
栄枯盛衰で同じものは続かないが、月は昔と同じように地上を照らしているくだり
に感動しました。

「ふるさと」:兎追いしかの山の歌詞では、小学校時分に山すそをみんなで取り囲んで、
山頂に向かって兎を追い込んでいったことがあるという会員さんの経験談が出てきました。
(エエー、兎を鍋にでもして食べてたんかいな...)

3番の志をはたして、いつの日にか帰らん....のくだりでは、地方から都会に出てきて
頑張っている人たちの気概を感じるとともに、ふるさとは美しく後世に残していく必要があると
思いました。

船村徹さんの歌は正直むつかしいと感じました。「矢切の渡し」は細川たかしの歌だと
思っていましたが、最初はちあきなおみが歌っていたことを知りました。
船村さん曰く、ちあきの歌は手漕ぎの櫓で、細川の歌はモーター付きの船とのこと。
ちあきなおみの歌を是非聞いてみたいと思いました。
今までは回ってきたマイクを持って、座って歌う方が多かったですが、今回は立ち上がって
自信をもって歌う方が増えました。

 

 

 

 
                           初企画 「私の一曲」ペギー葉山さんの「おもいでの岬」を熱唱